税理士法人高知さくら会計 ありのまま雑記帳

高知さくら会計と連合高知との争いや元社員とのパワハラを巡る争いについて、ありのままにお伝えします。それって正当な労働組合活動?それとも労働組合による中小零細企業いじめ。それってパワハラ?それとも、言いがかり・でっちあげ。ただいま裁判中です。

連合高知が高知さくら会計をネット上で誹謗中傷したことを発端とした事件の記録

元年10月30日 終わりの始まり、連合高知地域ユニオンとの第3回団体交渉

連合高知地域ユニオン市川稔道委員長は、席を立とうとした私に対して「終わりの始まりですね」と捨て台詞を吐きました。この発言は、「高知さくら会計をつぶす」という意味か、「これから、高知さくら会計に次々と嫌がらせを行う」という意味かどちらとも受け取れます。いずれにしても市川稔道委員長の発言は私には高知さくら会計に対する脅しや嫌がらせとしか思えませんでした。

元年11月27日 連合高知(日本労働組合総連合会高知県連合会)がホームページほかに高知さくら会計を誹謗中傷する記事を投稿しました

 日本労働組合総連合会高知県連合会(以下連合高知といいます)は、連合高知のホームページ、Facebookページに「高知さくら会計がパワハラ、嫌がらせ、不当処分をし、連合高知はそれらに対する闘争をしたが、高知さくら会計は就業規則の変更は使用者の専権事項であるとの主張に終始し、労働者を降格処分としたとして、解決に至らなかったことを指摘し、そのうえで連合高知地域ユニオン委員長である市川稔道は、高知さくら会計はブラックな会社であり、こんなブラックな会社を社会的に許してはならないと訴えた」との趣旨の記事を掲載しました。

元年12月12日 高知さくら会計が日本労働組合総連合会高知県連合会に記事の削除を要求しました  

元年12月16日 連合高知は記事の内容は事実であり「正当な労働組合活動の一環」であるとして記事の削除に応じませんでした。

元年12月16日 連合高知(日本労働組合総連合会高知県連合会)がホームページ上で高知さくら会計を誹謗中傷したことに対し公開質問状を発出しました。

元年12月26日 高知さくら会計は、高知地方裁判所に対し連合高知の投稿記事の削除を求める仮処分命令の申し立てました。

 連合高知の上記記事は真実に反しており、高知さくら会計の社会的信用と名誉を失墜させるものであり、連合高知を相手方として、高知地方裁判所に対し、上記記事の仮の削除を求める仮処分命令の申し立てをしました。(申立の骨子はこちら)

2年1月27日~3月10日審尋手続き

この間の私の思いをまとめました。裁判所へ報告書(陳述書)として作成した文書の原案等を元に作成しています。

 1 連合高知が高知さくら会計に行っている行為は、正当な労働組合活動ではなく 単なる嫌がらせ・ハラスメントである。

2 終わりの始まり。高知さくら会計を潰す?

3 A社員のパワーハラスメント申し出に関して ハラスメントハラスメント

2年1月31日 連合高知地域ユニオン組合員のAら社員4名が高知さくら会計を退職しました。

2年2月4日 Aら退職者4名は高知さくら会計においてパワハラがあったとして高知さくら会計に損害賠償の訴えを提起しました。

高知さくら会計のコメント)はこちら。

2年4月2日 裁判所が連合高知(日本労働組合総連合会高知県連合会)に対し記事の仮の削除を命ずる決定を下しました。

 高知地方裁判所は高知さくら会計の主張を全面的に認め、記事の内容は真実ではなく連合高知の行為は正当な労働組合活動の範囲を逸脱しているとして、連合高知に対し記事の仮の削除を命ずる決定を下しました。

1 仮処分決定書全文

(重要ポイント)

(1)連合高知の高知さくら会計に関する掲載記事が真実であるかどうか

   ①就業規則の改正を労働者の意見を聴かずに実行したのか

   ②A社員に不当な降格処分を行ったのか

   ③A社員に対しパワハラの事実があったのか

(2)連合高知の行為は、正当な労働組合活動の範囲で違法性が阻却されるのか

2 高知さくら会計のコメント

3 高知新聞報道・・・連合高知の記事に削除命令・・パワハラ言い難い

4 仮処分決定を踏まえての代表社員西森博の感想

2年4月3日 連合高知は裁判所の記事削除命令に従わないと発表しました。このため、高知さくら会計は、高知地方裁判所に連合高知の記事の削除を求める強制執行の申し立てを行いました。

 高知新聞報道最後段、連合高知コメント)

2年4月9日 高知さくら会計は、連合高知の違法不当な行為により社会的信用をと名誉傷つけられたため、連合高知(日本労働組合総連合会高知県連合会)に対して損害賠償請求の訴えを提起しました

  ※高知新聞報道・・連合高知を相手に損害賠償請求の訴え

2年4月13日 連合高知(日本労働組合総連合会高知県連合会)は裁判所の決定に異議申立、同時に削除決定の執行停止を申立ました。

 ※高知新聞報道・・記事削除処分に連合高知が異議

2年4月17日 高知地裁は記事削除の強制執行を決定しました。

2年4月20日 連合高知は渋々、違法と認定された記事を削除しました。

  ※高知さくら会計のコメント・・連合高知は傘下組合員に謝罪すべき

 ※連合高知の言い分とそれに対する高知さくら会計のコメント

 2年8月31日 高知地方裁判所は連合高知(日本労働組合総連合会高知県連合会)の異議申し立てを棄却 

  ①詳しくはこちら・・高知新聞報道

     ②保全異議決定書全文と高知さくら会計コメントはこちら

     ⓷裁判所は高知さくら会計でパワハラはなかったと判断

  連合高知の記事掲載は正当な労働組合活動の範囲を逸脱している(裁判所の判断)

2年9月11日 連合高知は、異議申立てが認められなかったことを不服として、高松高裁に保全抗告を行いました。

2年9月15日 日本労働組合総連合会高知県連合会は異議決定を痛烈に非難する見解をホームページに発表しました

批判する見解はこちら

 3年1月13日高知さくら会計の損害賠償請求の訴えに対し、連合高知ほかから反訴が提起されました

3年3月31日高知さくら会計と連合高知の保全事件について、高松高裁が高知地裁の決定を取り消しました

 高松高裁は、連合高知が掲載した記事の4つの問題表現(高知さくら会計でパワハラがあったことなど)は真実ではないが、組合活動の一環として問題表現を真実と信じたことには相当性があり、正当な労働組合活動の範囲内であるとして、記事の仮の削除を命じた高知地裁決定を取り消しました。

令和4年4月28日 高知地裁判決・・Aらパワハラと主張した97項目中95項目はパワハラではない

さくら会計としては、Aらがパワハラと主張した97項目の内、2件についてパワハラ高知地裁が判断されたことに不満はあるものの、全体としてさくら会計の主張が認められたものと考えています。

令和4年5月10日 連合高知の見解 判決は不当であると判決を痛烈に批判

上記をクリックして連合高知の見解をご覧ください。なお、Aら4名の原告と高知さくら会計の双方が、判決を不服として控訴期限(5月12日)までに控訴しました。

①高知さくら会計は、判決がパワハラと認定した2項目についても違法性のあるパワハラとは言えないと考えます。

②令和5年3月28日 高知地裁判決・・パワハラがあったなどとする連合高知の記事は真実ではなく、正当な組合活動ではないとしました。一方、当ブログの記事の一部について、連合高知ほかに対する名誉棄損に該当するとしました。

③高知新聞報道参照

削除せよとの判決がでた当ブログの「A高知さくら会計のかかわり」の内の該当記事については削除済みです。なお、双方が控訴しています。

 令和5年7月28日控訴審判決 事件の本質を見誤った正義に反する不当判決であり、高知さくら会計は、最高裁に上告受理申し立て 

 令和5年10月24日控訴審判決・・・連合高知と高知さくら会計の双方に損害賠償を命じました。

連合高知のホームページ記事について、高知さくら会計の名誉を棄損しているとしたうえで、連合高知側の「記事は正当な組合活動の範囲内であり、違法性が阻却されるべき」との主張を退け、該当記事の全面削除と損害賠償を命じました。

一方で、当ブログの一部記事が連合高知の名誉を棄損しているとして高知さくら会計に損害賠償を命じました。

連合高知は上告及び上告受理申立てを行いました。

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